2013年12月19日木曜日

再见襄陽!!

ここ2週間、活動終了に向けてなんだかバタバタで、ゆっくりブログも書けなかった。


今日で任地での活動はすべて終わり、明日の朝、任地を離れます。
(だから、今日もゆっくり書ける時間はないのです。)


ホントにここを離れる時が来たんだなー。
ホントにみんなと会えなくなっちゃうんだなー。

ホントにすごく複雑な想い。




いろんなことを書こうと思うと溢れまくっちゃうから、またゆっくり振り返ろう。


とにかく、ここに来れて良かった。
ステキな仲間たちに出会えてよかった。


何度も悩んで泣いて、
ケンカしてイライラして、
どうしたって理解できないこともたくさんあって、
ここに来たことが正解だったのか考えたこともあったけど、


それがあったから、これほどにこの場所とここの人たちを愛おしく思えるんだと思う。


とにかくとにかく、

2年間ありがとう。
JICAがくれたご縁を信じて進んでよかった。


まだ書きたいことはあるから、また書きますー。





私の活動終了と同時に退院を迎えた患者さん。
この患者さんとご家族からは、本当にいろいろなことを教えてもらいました。
まだ一人では歩けないけれど、歩行介助の方法も習得したお父さん。帰っても自主トレ完璧です。
いつか元気に学校に通える時が来ることを本当に祈ってます。
 
 

ズオタン(“佐藤”)と愉快な仲間たち。
※こちらでは“ズオタン”と呼ばれてます
 


 张雪
ホントに心から何でも話せる親友。
心の優しい、あたしのどんな面も受け入れてくれるしっかりさん。
 

蔡磊
彼とは口げんか一番したかも!!??(^_^;)
空気が読めないときもあるけれど(笑)憎めない、お調子者で、カラオケといったら彼★

翟宏宇
リハスタッフのリーダー君。
一番語り合ったのは彼かな。
ちょっとぶきっちょで、でも真面目で優しいからいろいろ悩むこともたくさん。
気負わずゆっくりがんばっていってね。
 

田勇
一番の悩みの種でもあり、一番の理解者。
リハ科のムードメーカー。
おしゃべりが好きすぎて、治療の手が止まってしまうことも多々あるけれど
2年間での成長も素晴らしかった。
 
 

黄伟
あんまり勉強が好きじゃなくて、空き時間はすぐ携帯いじりにはしっちゃうけど(笑)、
患者さんとの関係作りはとっても上手。
優しくてちょっとクール、そしてちょっと照れ屋さん♪
 
 
 
段琼
最近入ってきたかわゆいスタッフ♡
アメとムチで患者さんに接する強者♫
あたしにはないものたくさん持ってるステキな子。
 
 
実習生の3人
日本で実習してたら絶対みんな落ちてるけど(笑)、でも憎めない可愛い妹、弟です♪


リハ科で集合写真
本当に本当にお世話になりました。
絶対また会いに来るからーーーーーー!!!!!!!
 
 

2013年12月5日木曜日

“自分には関係ない”

もう帰国まで1ヶ月。


最後はいろいろ楽しく、明るく過ごしたい!!!

たくさんいい思い出残したい!!!


そう思って最近は過ごしているし、実際楽しいです(笑)



ただ、久々にとっても残念なことが。。。


そんなに落胆することじゃないかもしれないけれど、
でも、残念だった。



リハビリ室の訓練用具が無くなってしまったんです。しかも2回も。。。


無くなったこと自体もとっても残念だったけど、
そのことよりも、それを指摘したときのみんなの対応がとても残念だった。。。



1回目、なくなったのは、


輪投げの輪。



そう、
大したものじゃないって言ってしまえば大したものじゃないんです。


しかも、それは前に任地にきてくれたOT隊員の方と一緒に、ホースを使って作った手作りのもの。





つまり高価なものでもないし、また作ればいいもの。


最初に数が半分になっているのに気付いたのは私。



同僚のみんなに声をかけて、


「数が減ってるんだけど、誰か使ったー?どこにあるか知ってるー??」


みんなこう返事をしてきた。



「自分は今日使ってないから知らない」




そう言ってそれっきり。

まるで大騒ぎしてるのはあたしだけのよう。。。


でもみんなに病室を見て回ってもらった。
(患者さんが勝手にリハ室のものを持っていってしまうことがときどきあるので…)



結果見つからず。。。



探したのに見つからなかった。
それはしょうがないことかもしれない。


でも、その後も誰もその問題についてどう解決するべきか、新しく用意するのか、考えてくれる人がいなかった。


何もなかったかのように、数少なくなった輪投げを普段通りに訓練に使う。


あんな問題など忘れてしまったかのように。。。





ある日、みんなでミーティングする機会があったので、あたしがこのことでとても残念に思ったことを話してみた。


なくなったことだけじゃなくて、

それを自分とは関係のないこととして、目をつぶったままなこと、

自分のものではないし、全くゼロになったわけじゃないからいいんじゃない?って思ってること、

誰かがまた何とかしてくれるって他人任せにしてること、


そんなふうに感じるって素直に言った。



たしかに、あたしが勝手に思いついて、勝手に作って、みんなに使ってもらってた……
そんなものだったのかもしれない。
でも、一人もこのことを問題視してくれてる様子が感じれなくて、なんかとっても残念だった。



あたしの話を聞いて、みんなうつむいていた。
あたしの想い、言ってること、少しは伝わったかな、って思ってた。



でもまた起こった2回目の問題。


今度は、トレーニング用のセラバンドが一本なくなっていた。



これに気づいたのも自分。


そしてまた同じ繰り返し。。。


「オレ使ってないからあいつに聞いて」


「いや、知らない」


・・・・・・・


病室を探すように、こっちから一人ずつ指示をしてやっと行動に出るみんな。
でも結局見つからず。






中国に来て、よく出くわす反応の1つ。


「私は知らない」

「私は関係ない」

「あっちで聞いて」



こっちにきて間もない頃、スーパーで店員に売り場を聞いたときにもそれを言われた時は、さすがに


「知らない方がおかしいだろ!!!!」

って怒りそうになった(笑)



自分の範疇内、自分の業務内、それ以外のものは排除する。
余計な仕事は増やしたくない。
余計な責任負いたくない。


そんなカンジ。






物品管理に関しては、当番制でチェックするようにしたり、配置を決めたり、
赴任当初に比べたらかなり改善した。


だからこそ、今回のことは、小さな問題かもしれないけど、ショックが大きかった。



物品管理の当番だって、彼らにとってはただの義務であって、モノが大切だからやるべきだ!っていう精神じゃなかったのかもな…って。



隊員のみんなの中には、他にもモノの管理や扱いに関して、悩んだり対策したりした人はたーーーーくさんいると思う。
モノを提供してもらうことや寄付してもらうことに慣れてしまわないようにしたほうがいい、なんてこともよく聞く。





1回目のことが起きた後に、自分なりに本気でみんなに想いを伝えての2回目だったから、正直このあとどうしていいのかちょっとわからなくなっているけれど、
でももう一回伝えてみようと思う。


そしてみんながこの2回のことをどう思ってるのか、ちゃんと直接聞いてみようと思う。


気にくわないことがあるままここを離れたくない。。。