2013年10月30日水曜日

それぞれのペースでいい。


ここ数ヶ月、一人の同僚からの提案で、定期的に開く勉強会とは別に、毎朝7時半~8時までの30分(8時が定時の出勤)、簡単な勉強会を開いている。


ちなみにこの勉強会を提案してくれたのは、中国に来て数ヶ月の頃、一番関係作りで悩んでいた彼。(「一つ乗り越えた...かな?」)

今はむしろ一番の仲良しと言っても過言じゃないぐらいで、この1年半一番大きな変化を見せてくれた一人でもあり、自分のこともとても信頼してくれていて、私にとってもなくてはならない存在になりました(*^^)v


勉強会、最初は筋肉の触診やら、起始停止を勉強したり。。。
これまた、なかなかみんな覚えきれず、全身3回勉強しました(笑)

その他治療手技についてとかも簡単に勉強したり・・・


最近始めたのは、少しでも脳画像が見れるようになるための脳解剖。





みんな、学生時代にいちおう勉強してきてはいるものの、何といっても問題なのは中国の教科書。



文字ばっかり、写真やイラストが少ない!!
脳解剖も文字での説明か、部位ごとの簡単なイラストのみ。


だから立体的な感覚や、部位ごとの位置関係がどうやったって想像できない。
そしたらもちろん画像だって見ように見れないし、そしたら興味すら持ちにくい。。。



だからとにかくわかりやすい写真を見せまくって、想像してもらって・・・
そんな繰り返し。


でもこの勉強会をするようになってから少なくとも変わったみんなの行動。


それは、
朝勉強してわからなかったこと、
追いつかなかった部分、
もっと知りたいこと
があると、自分で私が勉強会で使った資料を見直して勉強することがかなり増えたこと。


お互い聞きあったりする姿もかなり見られるように。。。



今まではリハ科内で開かれている勉強会(リハスタッフや看護師が講師を担当)も、その場で聞いて終わり。
それを復習したり、臨床に生かすってなかなかできてなかった。



でも、最近はみんながそれぞれのペースで、それぞれの知識を補充し合って、ちゃんと興味を持って勉強してくれてる。

それぞれがそれぞれ、ちょっとでもたくさんでも変化を見せてくれてる。



もうそれが嬉しくて嬉しくて・・・



「すごいじゃーーーーん!!!!!すばらしい!!!!!」



って、そんな姿を見る度に褒めまくってます(笑)




勉強会言い出しっぺの彼なんかは、帰ってからも毎日解剖の本見て少しずつ復習して、
治療中も

「これって〇〇筋だよね?」


とか、


「筋肉勉強してから治療がめっちゃおもしろい!!」


とか、



もうやりがいめっちゃ感じさせてくれます。





勉強会のことだけじゃなくいろんなこと、同僚一人ひとり、ペースの差ややり方の違い、
もちろんあたしに対して思う部分も、みんなそれぞれ違うけど、

でもそれぞれの形で何かしらの表現はしてくれてる。




最後まで一人一人とちゃんと向き合っていかなきゃな。

毎日の勉強が、毎日のやりとりが、少しでもみんなの今後の糧になるように。

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